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A is to B what C is to D の意味と使い方
「AのBに対する関係は、CのDに対する関係と同じである」― 関係代名詞 what を使った比喩表現
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まず基本の形と意味を押さえよう
英文読解や英作文で頻出する「A is to B what C is to D」は、「AのBに対する関係は、CのDに対する関係に等しい(AにとってのBは、CにとってのDのようなものだ)」という比喩(アナロジー)を表す重要構文です。関係代名詞 what が「〜なもの・こと」という意味で2つの関係性を等号(=)で結びます。
今回のテーマ文(完全文)
Rice is to the Japanese what wheat is to Westerners.
日本人にとってのお米の関係は、西洋人にとっての小麦の関係と同じである。(=お米が日本人にとっての主食であるように、小麦は西洋人にとっての主食である)
構文の公式(A : B = C : D)
A is to B what C is to D.
A : B = C : D(AにとってのBの関係は、CにとってのDと同じ)
構造のポイント
ご提示いただいたフレーズは動詞 is が抜けた断片表現となっていたため、正しい英文は Rice is to the Japanese what wheat is to Westerners. となります。
前置詞 to は「〜にとって」という対象や利害を示し、関係代名詞 what は関係詞節の中で補語(C)の役割を果たしています。直訳すると「米が日本人にとってあるところのものは、小麦が西洋人にとってあるところのものである」となり、比率のイコール関係を作り出します。
前置詞 to は「〜にとって」という対象や利害を示し、関係代名詞 what は関係詞節の中で補語(C)の役割を果たしています。直訳すると「米が日本人にとってあるところのものは、小麦が西洋人にとってあるところのものである」となり、比率のイコール関係を作り出します。
1. 文構造を徹底分解する
なぜ what が使われ、どのような仕組みで文が成り立っているのかを詳しく紐解きます。
構文解剖
文構造の把握
Rice is to the Japanese what wheat is to Westerners.
米の日本人に対する関係は、小麦の西洋人に対する関係と同じである。
3つのステップで理解する:
1. Rice is [X] to the Japanese(米は日本人にとって[X]である)
2. wheat is [X] to Westerners(小麦は西洋人にとって[X]である)
3. この共通する関係性・本質 [X] を結びつけるために先行詞を含む関係代名詞 what(the thing which)を用い、Rice is to the Japanese what wheat is to Westerners. と表現します。
1. Rice is [X] to the Japanese(米は日本人にとって[X]である)
2. wheat is [X] to Westerners(小麦は西洋人にとって[X]である)
3. この共通する関係性・本質 [X] を結びつけるために先行詞を含む関係代名詞 what(the thing which)を用い、Rice is to the Japanese what wheat is to Westerners. と表現します。
※西洋人を表す英語は通常大文字始まりで Westerners と表記します。
2. 例文で使い方をマスターしよう
教科書や入試問題でも非常によく見られる代表的な例文です。タップして音読してみましょう。
例文 1
読書と精神
Reading is to the mind what exercise is to the body.
読書の精神に対する関係は、運動の肉体に対する関係に等しい。(運動が体を鍛えるように、読書は心を育てる)
解説:もっとも有名なイギリスの作家ジョセフ・アディソンの格言です。「運動:体 = 読書:心」という比喩関係がきれいに成立しています。
書き換え表現(as 〜, so …)
As exercise is to the body, so is reading to the mind.
運動の肉体に対する関係と同様に、読書の精神に対する関係もまたそうである。
例文 2
言葉と人間
Language is to humans what wings are to birds.
人間の言語に対する関係は、鳥の翼に対する関係と同じである。(鳥にとって翼が不可欠であるように、人間にとって言葉は不可欠である)
解説:複数形の名詞を並べた場合でも、関係詞節の中は主語に合わせて wings are… と変化します。
例文 3
文頭を What で始める倒置パターン
What exercise is to the body, reading is to the mind.
運動の肉体に対する関係は、読書の精神に対する関係と同じである。
解説:What C is to D, A is to B. のように、比喩の基準(CとD)を先に述べてから、本来言いたい主題(AとB)を後から強調する語順パターンも好まれます。
3. パラフレーズ(書き換え)のバリエーション
同じ「A : B = C : D」の意味を表す別の表現方法を整理しましょう。
書き換え一覧
同義構文
1. As C is to D, so is A to B.(as …, so 〜 構文)
As wheat is to Westerners, so is rice to the Japanese.
小麦が西洋人にとってそうであるように、米も日本人にとってそうである。
※後半で so の後ろが倒置(so is rice)になるのが特徴です。
2. Just as …, so …(日常会話や平易な文章で使われる形)
Just as wheat is a staple food for Westerners, rice is a staple food for the Japanese.
小麦が西洋人にとって主食であるのとまったく同様に、米は日本人にとっての主食である。
※比喩の内容を具体化して述べる、最も自然で明確な言い回しです。
3. What C is to D, that A is to B.(文語的な強調表現)
What wheat is to Westerners, that is rice to the Japanese.
小麦が西洋人にとってそうであるもの、米もまた日本人にとってそれである。
4. 表現の比較まとめ
比喩・対比を表す構文の違いを整理しておきましょう。
| 英語構文 | 意味・特徴 |
|---|---|
|
A is to B what C is to D
AのBに対する関係はCのDに対する関係と同じ
|
論理的な比喩構文の代表格。先行詞を含む関係代名詞 what を用いる。 |
|
What C is to D, A is to B
CのDに対する関係と同様に、AはBに対してそうである
|
what節を文頭に出すバリエーション。相手が知っている例え話(C:D)を先に提示して主題に引き込む。 |
|
As C is to D, so is A to B
ちょうどCがDに対するよう、AもBに対してそうである
|
接続詞 as と副詞 so を呼応させる古典的・格調の高い表現。後半に倒置が起こる。 |
|
Just as …, so …
ちょうど〜であるように、…である
|
現代英語や日常会話で幅広く使われる標準的な比喩・対比表現。文構造が崩れず読みやすい。 |
語彙・表現リスト
本記事に登場した重要英単語・表現です。タップして発音を確認しましょう。
| 番号 | 英語 | 日本語 |
|---|---|---|
| 01 |
rice
|
米、ご飯 |
| 02 |
wheat
|
小麦 |
| 03 |
Westerner
|
西洋人、欧米人 |
| 04 |
staple food
|
主食 |
| 05 |
exercise
|
運動、訓練 |
| 06 |
mind
|
精神、知性、心 |
| 07 |
body
|
肉体、体 |
| 08 |
wing
|
翼、羽 |
| 09 |
what
|
関係代名詞(〜なもの・こと) |
| 10 |
analogy
|
類推、比喩、類似性 |
最後の確認
まとめ
A is to B what C is to D は「AにとってのBは、CにとってのDと同じ」という関係比例(比喩)を表す重要表現です。関係代名詞 what の位置や、文頭に what節を出す What C is to D, A is to B、そして As C is to D, so is A to B の書き換えパターンまでセットで整理しておくと、入試読解や作文で大きな強みになります。


