オブレクト

A is to B what C is to D 「AのBに対する関係は、CのDに対する関係に等しい」

【8】関係詞






A is to B what C is to D の意味と使い方|英語構文解説


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A is to B what C is to D の意味と使い方

「AのBに対する関係は、CのDに対する関係と同じである」― 関係代名詞 what を使った比喩表現

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まず基本の形と意味を押さえよう

英文読解や英作文で頻出する「A is to B what C is to D」は、「AのBに対する関係は、CのDに対する関係に等しい(AにとってのBは、CにとってのDのようなものだ)」という比喩(アナロジー)を表す重要構文です。関係代名詞 what が「〜なもの・こと」という意味で2つの関係性を等号(=)で結びます。

今回のテーマ文(完全文)
Rice is to the Japanese what wheat is to Westerners.
日本人にとってのお米の関係は、西洋人にとっての小麦の関係と同じである。(=お米が日本人にとっての主食であるように、小麦は西洋人にとっての主食である)
構文の公式(A : B = C : D)
A is to B what C is to D.
A : B = C : D(AにとってのBの関係は、CにとってのDと同じ)
構造のポイント
ご提示いただいたフレーズは動詞 is が抜けた断片表現となっていたため、正しい英文は Rice is to the Japanese what wheat is to Westerners. となります。
前置詞 to は「〜にとって」という対象や利害を示し、関係代名詞 what は関係詞節の中で補語(C)の役割を果たしています。直訳すると「米が日本人にとってあるところのものは、小麦が西洋人にとってあるところのものである」となり、比率のイコール関係を作り出します。

1. 文構造を徹底分解する

なぜ what が使われ、どのような仕組みで文が成り立っているのかを詳しく紐解きます。

構文解剖
文構造の把握
Rice is to the Japanese what wheat is to Westerners.
米の日本人に対する関係は、小麦の西洋人に対する関係と同じである。
3つのステップで理解する:
1. Rice is [X] to the Japanese(米は日本人にとって[X]である)
2. wheat is [X] to Westerners(小麦は西洋人にとって[X]である)
3. この共通する関係性・本質 [X] を結びつけるために先行詞を含む関係代名詞 what(the thing which)を用い、Rice is to the Japanese what wheat is to Westerners. と表現します。

※西洋人を表す英語は通常大文字始まりで Westerners と表記します。

2. 例文で使い方をマスターしよう

教科書や入試問題でも非常によく見られる代表的な例文です。タップして音読してみましょう。

例文 1
読書と精神
Reading is to the mind what exercise is to the body.
読書の精神に対する関係は、運動の肉体に対する関係に等しい。(運動が体を鍛えるように、読書は心を育てる)
解説:もっとも有名なイギリスの作家ジョセフ・アディソンの格言です。「運動:体 = 読書:心」という比喩関係がきれいに成立しています。
書き換え表現(as 〜, so …)
As exercise is to the body, so is reading to the mind.
運動の肉体に対する関係と同様に、読書の精神に対する関係もまたそうである。
例文 2
言葉と人間
Language is to humans what wings are to birds.
人間の言語に対する関係は、鳥の翼に対する関係と同じである。(鳥にとって翼が不可欠であるように、人間にとって言葉は不可欠である)
解説:複数形の名詞を並べた場合でも、関係詞節の中は主語に合わせて wings are… と変化します。
例文 3
文頭を What で始める倒置パターン
What exercise is to the body, reading is to the mind.
運動の肉体に対する関係は、読書の精神に対する関係と同じである。
解説:What C is to D, A is to B. のように、比喩の基準(CとD)を先に述べてから、本来言いたい主題(AとB)を後から強調する語順パターンも好まれます。

3. パラフレーズ(書き換え)のバリエーション

同じ「A : B = C : D」の意味を表す別の表現方法を整理しましょう。

書き換え一覧
同義構文
1. As C is to D, so is A to B.(as …, so 〜 構文)
As wheat is to Westerners, so is rice to the Japanese.
小麦が西洋人にとってそうであるように、米も日本人にとってそうである。
※後半で so の後ろが倒置(so is rice)になるのが特徴です。
2. Just as …, so …(日常会話や平易な文章で使われる形)
Just as wheat is a staple food for Westerners, rice is a staple food for the Japanese.
小麦が西洋人にとって主食であるのとまったく同様に、米は日本人にとっての主食である。
※比喩の内容を具体化して述べる、最も自然で明確な言い回しです。
3. What C is to D, that A is to B.(文語的な強調表現)
What wheat is to Westerners, that is rice to the Japanese.
小麦が西洋人にとってそうであるもの、米もまた日本人にとってそれである。

4. 表現の比較まとめ

比喩・対比を表す構文の違いを整理しておきましょう。

英語構文 意味・特徴
A is to B what C is to D
AのBに対する関係はCのDに対する関係と同じ
論理的な比喩構文の代表格。先行詞を含む関係代名詞 what を用いる。
What C is to D, A is to B
CのDに対する関係と同様に、AはBに対してそうである
what節を文頭に出すバリエーション。相手が知っている例え話(C:D)を先に提示して主題に引き込む。
As C is to D, so is A to B
ちょうどCがDに対するよう、AもBに対してそうである
接続詞 as と副詞 so を呼応させる古典的・格調の高い表現。後半に倒置が起こる。
Just as …, so …
ちょうど〜であるように、…である
現代英語や日常会話で幅広く使われる標準的な比喩・対比表現。文構造が崩れず読みやすい。

語彙・表現リスト

本記事に登場した重要英単語・表現です。タップして発音を確認しましょう。

番号 英語 日本語
01
rice
米、ご飯
02
wheat
小麦
03
Westerner
西洋人、欧米人
04
staple food
主食
05
exercise
運動、訓練
06
mind
精神、知性、心
07
body
肉体、体
08
wing
翼、羽
09
what
関係代名詞(〜なもの・こと)
10
analogy
類推、比喩、類似性

最後の確認

まとめ
A is to B what C is to D は「AにとってのBは、CにとってのDと同じ」という関係比例(比喩)を表す重要表現です。関係代名詞 what の位置や、文頭に what節を出す What C is to D, A is to B、そして As C is to D, so is A to B の書き換えパターンまでセットで整理しておくと、入試読解や作文で大きな強みになります。

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