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「百聞は一見に如かず」を英語で言うと?
Seeing is believing. と To see is to believe. の違い・A is B 型のことわざ
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まず全体のルール
「百聞は一見に如かず」にあたる英語は Seeing is believing. です。「見ること(Seeing)は信じること(believing)だ」という形で、実際に自分の目で見て初めて信じられる、という意味を表します。To see is to believe. も同じ意味で、どちらも使えますが、日常ではふつう Seeing is believing. を使います。To see is to believe. はやや古風で、改まった響きがあります。
いちばん一般的な形(動名詞)
Seeing is believing.
見ることは信じること。(百聞は一見に如かず)
不定詞を使った形
To see is to believe.
見ることは信じること。(やや古風で改まった言い方)
似た意味のことわざ
A picture is worth a thousand words.
1枚の絵は千の言葉に値する。(図や写真の説得力)
形のルール
A(動名詞・不定詞)+ is + B
主語も補語も、同じ形(-ing どうし、to do どうし)にそろえます。
1) Seeing is believing.【1】
動名詞(-ing)が主語になり、「~すること」という意味を表します。主語と補語の両方が -ing の形になっていて、見た目がきれいにそろっています。
例文 1
例文と和訳
Seeing is believing.
百聞は一見に如かず。
なぜこの意味になる?Seeing は「見ること」、believing は「信じること」という動名詞です。「見ることが信じることになる」、つまり実際に見ないと信じられない、という意味になります。
別解・パラフレーズ(ネイティブならこうも言う)
I’ll believe it when I see it.
自分の目で見たら信じるよ。
You have to see it to believe it.
見てみないと信じられないよ。
例文 2
例文と和訳
You should visit Kyoto yourself. Seeing is believing.
京都は自分で行ってみるべきだよ。百聞は一見に如かずだから。
なぜこの意味になる?相手に実際に体験するよう勧めるときの、典型的な使い方です。yourself は「自分自身で」という意味です。
別解・パラフレーズ(ネイティブならこうも言う)
You should visit Kyoto yourself. You have to see it to believe it.
京都は自分で行ってみるべきだよ。見ないと信じられないから。
You should visit Kyoto yourself. Words can’t describe it.
京都は自分で行ってみるべきだよ。言葉では言い表せないから。
例文 3
例文と和訳
Reading is learning.
読むことは学ぶことだ。
なぜこの形になる?「A is B」の形で動名詞を2つ並べる使い方は、他の言葉でも作れます。ただし、これはことわざではなく、その場で作った文です。
別解・パラフレーズ(ネイティブならこうも言う)
We learn by reading.
私たちは読むことで学ぶ。
Reading helps us learn.
読むことは学ぶ助けになる。
2) To see is to believe.【2】
to 不定詞が主語になる形です。主語も補語も to do の形にそろえます。意味は Seeing is believing. と同じですが、少し古風で、文章やスピーチ向きの響きがあります。
例文 4
例文と和訳
To see is to believe.
百聞は一見に如かず。
なぜこの形になる?to see は「見ること」、to believe は「信じること」という不定詞の名詞的用法です。主語と補語の両方に to 不定詞を使い、形をそろえています。
別解・パラフレーズ(ネイティブならこうも言う)
Seeing is believing.
百聞は一見に如かず。(こちらのほうが一般的)
It is believing that comes from seeing.
信じる気持ちは、見ることから生まれる。
例文 5
例文と和訳
To teach is to learn twice.
教えることは二度学ぶことだ。
なぜこの形になる?To do is to do の形を使った有名な格言の例です。「教えることで、自分も学び直せる」という意味です。twice は「二度」という意味です。
別解・パラフレーズ(ネイティブならこうも言う)
Teaching is learning twice.
教えることは二度学ぶことだ。
You learn a lot by teaching others.
人に教えることで多くを学べる。
例文 6
例文と和訳
To err is human.
過ちを犯すのは人間だ。
なぜこの形になる?To err is human, to forgive divine. という有名な格言の前半です。err は「過ちを犯す」、human は「人間らしい」という意味です。
別解・パラフレーズ(ネイティブならこうも言う)
Everyone makes mistakes.
誰でも間違いはする。
It is human to make mistakes.
間違いをするのは人間らしいことだ。
3) 2つの形の使い分け【3】
意味は同じでも、形の選び方には違いがあります。会話やふだんの文章では動名詞、改まった言い回しや格言らしい響きがほしいときは不定詞を選びます。
例文 7
例文と和訳
Seeing is believing, so please come and look.
百聞は一見に如かずですから、ぜひ見に来てください。
なぜこの形になる?日常会話の勧誘です。口に出しやすい動名詞の形が自然です。come and look は「見に来る」という意味です。
別解・パラフレーズ(ネイティブならこうも言う)
Please come and see for yourself.
ぜひ自分の目で見に来てください。
Come and see it with your own eyes.
自分の目で見に来てください。
例文 8
例文と和訳
He did not believe the story until he saw it himself.
彼は自分の目で見るまで、その話を信じなかった。
なぜこの意味になる?ことわざの内容を、普通の文で説明した例です。not ~ until … は「…するまで~しない」という意味です。
別解・パラフレーズ(ネイティブならこうも言う)
It was not until he saw it himself that he believed the story.
自分の目で見て初めて、彼はその話を信じた。
He believed the story only after he saw it himself.
自分の目で見た後でようやく、彼はその話を信じた。
例文 9
例文と和訳
A picture is worth a thousand words.
1枚の絵は千の言葉に値する。
なぜこの意味になる?「見れば一目で分かる」という点で、百聞は一見に如かずと近い意味のことわざです。ただし、こちらは「図や写真は言葉より説得力がある」という意味合いが強い表現です。worth は「~の価値がある」という意味です。
別解・パラフレーズ(ネイティブならこうも言う)
One look is worth a hundred reports.
一度見ることは百の報告に値する。
Seeing it yourself beats hearing about it.
自分で見るほうが、話を聞くよりずっといい。
文法まとめ表
「百聞は一見に如かず」に関する表現を整理しました。
| 表現 | 例 | 意味・注意 |
|---|---|---|
|
Seeing is believing.
動名詞の形
|
Seeing is believing.
百聞は一見に如かず
|
もっとも一般的な形。会話でも文章でも使えます。 |
|
To see is to believe.
不定詞の形
|
To see is to believe.
百聞は一見に如かず
|
意味は同じ。やや古風で、改まった響きがあります。 |
|
A picture is worth a thousand words.
似たことわざ
|
A picture is worth a thousand words.
1枚の絵は千の言葉に値する
|
図や写真が言葉より伝わる、という場面で使います。 |
|
To err is human.
To do is to do 型
|
To err is human.
過ちは人の常
|
不定詞を主語にした有名な格言の例です。 |
|
-ing is -ing / to do is to do
形のルール
|
Teaching is learning twice.
教えることは二度学ぶこと
|
主語と補語の形をそろえると、ことわざらしいリズムになります。 |
語彙リスト(出てきた順番)
本文に出てきた単語・重要表現を出現順でまとめました。英語をタップすると音読されます。
| 番号 | 英語 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| 01 |
Seeing is believing
|
百聞は一見に如かず |
| 02 |
believe
|
信じる |
| 03 |
yourself
|
自分自身で |
| 04 |
learn
|
学ぶ |
| 05 |
twice
|
二度 |
| 06 |
err
|
過ちを犯す |
| 07 |
human
|
人間らしい |
| 08 |
mistake
|
間違い |
| 09 |
come and see
|
見に来る |
| 10 |
with your own eyes
|
自分の目で |
| 11 |
not until
|
〜するまで…しない |
| 12 |
worth
|
〜の価値がある |
| 13 |
picture
|
絵、写真 |
| 14 |
a thousand words
|
千の言葉 |
最後の確認
覚えること
「百聞は一見に如かず」は Seeing is believing. が基本で、To see is to believe. も同じ意味ですが、やや古風で改まった形です。どちらも主語と補語を同じ形(-ing どうし、to do どうし)にそろえます。似た意味のことわざには A picture is worth a thousand words. があります。


