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difficultの後はthat節?不定詞?

【4】不定詞






difficultの後はthat節?不定詞?使い分け徹底解説


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difficult の後は that節?不定詞?

命題の評価と行為の評価・It is ~ that SV と It is ~ for A to do の決定的な違い

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まず全体のルール

It is + 形容詞 + ~ の構文では、形容詞が「内容(命題)」を評価しているのか、それとも「これからの動作・行為」を評価しているのかによって、後ろに続く形が決まります。difficult は行為の難易度を評価する語なので、that節ではなく to不定詞 を取ります。

行為の評価:It is ___ (for A) to do
It is difficult for us to predict the future.
私たちが未来を予測するのは難しい。(未来に向けての動作を評価)
命題の評価:It is ___ that SV
It is likely that he will come.
彼が来る可能性が高い。(SVという事実・内容そのものを評価)
誤文の確認(difficult に that節は不可)
It is difficult that we predict the future.
✕ difficult は事実・命題を評価する語ではないため that 節は取れません。
両方取れる形容詞
It is important to study. / It is important that you study.
important, natural などは行為・命題のどちらも評価できます。

1) 行為・難易度を評価する形容詞+to do【1】

difficult, hard, easy, impossible, dangerous などは、「~すること」という具体的な行為の難易度や性質を述べる形容詞です。行為を行う人を表すときは for A を使います。

例文 1
例文と和訳
It is difficult for us to predict the future.
私たちが未来を予測することは難しい。
なぜこの形になる?「未来を予測する」という行為の難しさを表すため、for us to predict になります。difficult は事実ではなく行為の難易度を評価する語です。
別解・パラフレーズ(ネイティブならこうも言う)
It is hard for us to predict the future.
私たちが未来を予測するのは大変だ。
Predicting the future is difficult for us.
未来を予測することは私たちにとって難しい。
例文 2
例文と和訳
It is easy for him to solve this problem.
彼にとってこの問題を解くのは簡単だ。
なぜこの形になる?「問題を解く」という動作の容易さを表しているため、to不定詞を使います。easy も that 節を取ることはできません。
別解・パラフレーズ(ネイティブならこうも言う)
He can easily solve this problem.
彼は簡単にこの問題を解くことができる。
This problem is easy for him to solve.
この問題は彼が解くには簡単だ。
例文 3
例文と和訳
It is impossible for me to finish the work today.
私が今日その仕事を終わらせるのは不可能だ。
なぜこの形になる?「仕事を終わらせる」という行為の可能性・難易度を評価しています。impossible の後も that 節ではなく to 不定詞が続きます。
別解・パラフレーズ(ネイティブならこうも言う)
I cannot possibly finish the work today.
今日その仕事を終わらせることは到底できない。
There is no way I can finish the work today.
今日その仕事を終わらせる方法はない。
例文 4
例文と和訳
It is dangerous for children to swim in this river.
子どもたちがこの川で泳ぐのは危険だ。
なぜこの形になる?「川で泳ぐ」という動作・行為の危険性を評価しているため、for children to swim の形を取ります。
別解・パラフレーズ(ネイティブならこうも言う)
Swimming in this river is dangerous for children.
この川で泳ぐことは子どもたちにとって危険だ。
It is unsafe for children to swim here.
子どもたちがここで泳ぐのは安全ではない。

2) 内容・命題を評価する形容詞+that 節【2】

true, clear, likely, certain, obvious, strange などは、「SVという事実や内容」そのものの真偽・確実性・印象を評価する形容詞です。評価の対象が文全体(命題)になるため、that 節を取ります。

例文 5
例文と和訳
It is likely that he will come to the party.
彼がパーティーに来る可能性が高い。
なぜこの形になる?「彼が来る」という事柄・命題全体が起こりそうだと評価しているため、that 節を使います。
別解・パラフレーズ(ネイティブならこうも言う)
He is likely to come to the party.
彼はパーティーに来そうだ。(likely は人を主語にする構文も可能)
It is probable that he will come.
彼が来る見込みが高い。
例文 6
例文と和訳
It is true that she won first prize.
彼女が一等賞を取ったというのは本当だ。
なぜこの形になる?「彼女が一等賞を取った」という事実(命題)の真偽を述べているため、that 節を用います。
別解・パラフレーズ(ネイティブならこうも言う)
She really won first prize.
彼女は本当に一等賞を取った。
It is a fact that she won first prize.
彼女が一等賞を取ったことは事実だ。
例文 7
例文と和訳
It is clear that he made a mistake.
彼がミスをしたのは明らかだ。
なぜこの形になる?「彼がミスをした」という内容全体が明白であると述べるため、that 節で文をつなぎます。
別解・パラフレーズ(ネイティブならこうも言う)
It is obvious that he made a mistake.
彼がミスをしたのは明白だ。
He clearly made a mistake.
彼は明らかにミスをした。
例文 8
例文と和訳
It is strange that they didn’t show up.
彼らが姿を現さなかったのは奇妙だ。
なぜこの形になる?「彼らが現れなかった」という事実に対して「奇妙だ」という判断を下しているため、that 節になります。
別解・パラフレーズ(ネイティブならこうも言う)
It is odd that they didn’t show up.
彼らが現れなかったのは変だ。
Surprisingly, they didn’t show up.
驚いたことに、彼らは姿を現さなかった。

3) どちらの形も取れる形容詞【3】

important, natural, necessary などの形容詞は、「~する動作そのもの」を行為として評価することも、「~であるという内容」を命題として評価することもできるため、両方の構文で使えます。

例文 9
例文と和訳
It is important for you to practice every day.
あなたが毎日練習することが大切だ。
なぜこの形になる?「練習する」という行為の大切さを評価しているため、for A to do の形を取ることができます。
別解・パラフレーズ(ネイティブならこうも言う)
It is important that you practice every day.
あなたが毎日練習するということが大切だ。(that 節を使う形)
Practicing every day is important for you.
毎日練習することはあなたにとって重要だ。
例文 10
例文と和訳
It is natural for him to get angry.
彼が怒るのも当然だ。
なぜこの形になる?「怒る」という反応・行為を当然だと評価する形です。that 節にして事実として述べることも可能です。
別解・パラフレーズ(ネイティブならこうも言う)
It is natural that he should get angry.
彼が怒るのは当然だ。(that 節の表現)
No wonder he got angry.
彼が怒ったのも無理はない。

文法まとめ表

表の中もすべて「濃紺背景+白文字」です。英語の直下に日本語を置いています。

型 使える形容詞 例 評価の対象
It is ___ that SV
that 節を取る型
true, clear, likely, certain, obvious, strange
本当だ/明らかだ/ありそうだ/確実だ/明白だ/変だ
It is likely that he will come.
彼が来る可能性が高い
命題(事実・内容・真偽)を評価する
It is ___ (for A) to do
to 不定詞を取る型
difficult, hard, easy, impossible, tough, dangerous
難しい/大変だ/簡単だ/不可能だ/きつい/危険だ
It is difficult for us to predict the future.
私たちが未来を予測するのは難しい
未来に向けての動作・行為の難易度を評価する
both patterns
両方取れる型
important, natural, necessary
大切だ/当然だ/必要だ
It is important to study. / It is important that you study.
勉強することが大切だ/あなたが勉強することが大切だ
行為と命題のどちらの意味でも評価できる

語彙リスト(出てきた順番)

本文データに出てきた単語・重要表現を、出現順でまとめました。英語をタップすると音読されます。

番号 英語 日本語訳
01
difficult
難しい
02
predict
予測する
03
future
未来、将来
04
likely
~しそうな、可能性が高い
05
easy
簡単な
06
solve
解決する、解く
07
problem
問題
08
impossible
不可能な
09
finish
終える
10
dangerous
危険な
11
swim
泳ぐ
12
river
川
13
true
本当の、真実の
14
win first prize
一等賞を取る
15
clear
明らかな
16
make a mistake
ミスをする
17
strange
奇妙な、変な
18
show up
姿を現す、やって来る
19
important
重要な、大切な
20
practice
練習する
21
natural
当然の、自然な
22
get angry
怒る

最後の確認

覚えること
「これから~すること」という行為の難易度を評価する形容詞(difficult, easy, impossible など)は、後ろに to do を取ります。一方、「~であるということ」という内容や命題の真偽を評価する形容詞(true, clear, likely など)は後ろに that 節を取ります。したがって、✕ It is difficult that we predict は誤りで、○ It is difficult for us to predict が正しい英語です。

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