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with all due respect の意味と使い方|英語表現解説

【20】単熟語・慣用表現






with all due respect の意味と使い方|英語表現解説


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with all due respect の意味と使い方

「失礼ながら」「お言葉ですが」― 敬意を示しながら反対意見を伝える表現

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まず意味を押さえよう

with all due respect は、「失礼ながら」「お言葉ですが」「敬意を込めて申し上げますが」という意味です。相手に反対したり、相手の発言や判断に異議を唱えたりするとき、前置きとして使います。丁寧な形ではありますが、内容によっては強い反論や皮肉として響くこともあります。

基本の表現
With all due respect, I disagree with you.
失礼ながら、私はあなたの意見に賛成できません。
相手の誤りを指摘する
With all due respect, I think you’re wrong.
お言葉ですが、あなたは間違っていると思います。
使い方のポイント
文頭に置くのが一般的です。相手を露骨に否定する前に添えることで、表現上は一定の敬意を示します。ただし、この前置きがあるからといって、その後の発言が必ず穏やかに聞こえるわけではありません。

1. 例文で使い方を覚えよう

英語をタップして音読し、和訳とニュアンスを確認しましょう。

例文 1
意見に反対する
With all due respect, I disagree with you.
失礼ながら、私はあなたの意見に賛成できません。
表現のポイント:disagree with ~ は「~に賛成しない」という意味です。相手の意見に反対することを、前置きを添えて伝えています。
類似表現
I see your point, but I disagree.
おっしゃることは分かりますが、私は賛成できません。
I understand your argument, but I see it differently.
あなたの主張は理解できますが、私は違う見方をしています。
例文 2
誤りを指摘する
With all due respect, I think you’re wrong.
お言葉ですが、あなたは間違っていると思います。
表現のポイント:I think を入れることで、「あなたは間違っている」と直接断定するよりも、自分の考えとして伝える形になります。それでも、相手の誤りをはっきり指摘する強さがあります。
類似表現
I think there may be a mistake here.
ここには何か間違いがあるかもしれません。
I am not sure that is correct.
それが正しいかどうか、私は確信がありません。
例文 3
発言内容を訂正する
With all due respect, that’s not what I said.
失礼ですが、私が言ったのはそういうことではありません。
表現のポイント:that’s not what I said は「それは私が言ったことではない」という意味です。相手が自分の発言を誤って理解したり、違う内容として伝えたりしたときに使えます。
類似表現
That is not quite what I meant.
私が言いたかったのは、少し違うことです。
Let me clarify what I meant.
私の意図をはっきり説明させてください。

2. due はどんな意味?

この表現を理解する鍵は、due の意味です。due には「支払われるべき」「当然与えられるべき」という意味があります。

表現の成り立ち
語句の理解
all due respect
当然払うべき敬意、相応の敬意
with all due respect を直訳に近い感覚で捉えると、「当然払うべき敬意をすべて払ったうえで」となります。そこから、「敬意を示したうえで申し上げますが」という前置きとして使われます。実際には、決まり文句としてまとまりで覚えるのが効果的です。
例文 4
別の due の使い方
The report is due tomorrow.
その報告書の提出期限は明日です。
表現のポイント:due は「期限が来ている」「期限が設定されている」という意味でも使われます。ここでは「支払われるべき」という意味ではなく、「期限が来る」という意味です。
もう一つの例
The payment is due next week.
支払い期限は来週です。

3. 丁寧な表現なのに、強く聞こえる?

with all due respect は、形のうえでは敬意を示す表現です。しかし、相手の考えや能力を否定する文と組み合わせると、皮肉っぽく聞こえたり、強い反論になったりすることがあります。

例文 5
強い反論
With all due respect, you don’t understand the situation.
お言葉ですが、あなたは状況を理解していません。
ニュアンス:相手に敬意を示す形を取りながら、相手の理解不足を指摘しています。言い方や場面によっては、かなり厳しい発言になります。
より穏やかな言い方
I think there may be some misunderstanding.
何か誤解があるのかもしれません。
Perhaps we are looking at this differently.
私たちはこのことを違う見方で捉えているのかもしれません。
使うときの注意
仕事の会議や議論などでは使われますが、目上の人や大切な相手に使う場合は、後に続く内容と口調に注意しましょう。丁寧な前置きだけでなく、反対意見を具体的かつ冷静に説明することが大切です。

4. 類似表現との違い

反対意見を伝える表現には、強さや丁寧さの異なる言い方があります。場面に合わせて選びましょう。

英語表現 意味・ニュアンス
With all due respect
失礼ながら/お言葉ですが
敬意を示す前置き。反論や批判の前に使われ、文脈によっては強く響きます。
I respectfully disagree.
敬意をもって反対します。
相手への敬意を保ちながら、意見が異なることを比較的明確に伝えます。
I see your point, but…
おっしゃることは分かりますが……
相手の主張をいったん認めてから、異なる意見を述べる表現です。
If I may disagree
反対意見を述べてもよろしければ
反対意見を述べる許可を求める形で、慎重な言い方です。やや改まった響きがあります。

語彙・表現リスト

重要な語句をまとめました。英語をタップすると音読できます。

番号 英語 日本語
01
with all due respect
失礼ながら、お言葉ですが
02
due
当然与えられるべき、期限の来た
03
respect
敬意、尊重
04
disagree with
~に賛成しない
05
I think you’re wrong.
あなたは間違っていると思います。
06
that’s not what I said
それは私が言ったことではない
07
be due tomorrow
明日が期限である
08
misunderstanding
誤解
09
I respectfully disagree.
敬意をもって反対します。
10
I see your point, but…
おっしゃることは分かりますが……

最後の確認

覚えること
with all due respect は「失礼ながら」「お言葉ですが」という意味で、反対意見や批判を述べる前に使う表現です。due には「当然与えられるべき」という意味があります。丁寧な形ではありますが、後に続く内容によっては強い反論や皮肉として聞こえることもあるため、場面に応じて使いましょう。

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