「エクスクラメーションマーク(感嘆符)」を完全攻略
感嘆文の作り方と大学入試頻出パターンを徹底解説
まず全体のルールと全体像
エクスクラメーションマーク(感嘆符、exclamation mark/英では exclamation mark、米では exclamation point とも呼ばれる)は、文末に置いて驚き・喜び・怒り・恐れなどの強い感情や、強い命令を表す記号「!」です。大学入試では、この記号そのものよりも、この記号で終える「感嘆文(exclamatory sentence)」の作り方(What型・How型)が最重要の出題ポイントとなります。
1) 感嘆符の基本用法
感嘆符は、①間投詞(interjection)の直後、②強い感情を伴う平叙文の文末、③強調された命令文の文末、という3つの場面で用いられます。いずれの場合も、感嘆符は文全体を締めくくる記号として文末に置かれます。
・Wow のような間投詞(interjection)の直後に感嘆符を置き、感情の高まりを表す。
・感嘆符は1つの文(1つの感情表現)につき原則1つだけ用いる。Wow!!! のように複数重ねる書き方は、SNSやくだけた文章では見られるが、正式な英文では用いない。
・Watch out や Be quiet のような命令文(imperative sentence)の文末に感嘆符を置くと、注意・警告・指示の切迫感や強さが強調される。
・危険を知らせる場合や強い指示を伝える場合に特に多く使われる(例:Look out!、Help!、Stop!)。
2) 感嘆文(Exclamatory Sentences)の作り方 ― 大学入試最重要項目
大学入試の文法・整序・書き換え問題で最も頻出するのは、この「感嘆文」の作り方です。感嘆文には What で始める型と How で始める型の2種類があり、どちらも文末を感嘆符で締めくくります。
① What型感嘆文:What+(a/an)+形容詞+名詞(+S+V)!
・What+(a/an)+形容詞+名詞+S+V! の語順を絶対に崩さないこと。
・名詞が複数形や不可算名詞の場合は a/an をつけない。例:What beautiful flowers these are!(なんて美しい花なんだろう)
・語順ミスの典型例(誤り):✕ What a beautiful it is sunset! のように形容詞と名詞、S+Vの順序を入れ替えてはいけない。
② How型感嘆文:How+形容詞/副詞(+S+V)!
・be動詞を用いる文では How+形容詞+S+V! 例:How kind she is!
・一般動詞を用いる文では How+副詞+S+V! 例:How fast he runs!
・How の直後に名詞を続けることはできない点が What型との最大の違い。誤り例:✕ How a beautiful sunset it is!
③ S+Vの省略
・感嘆文では、文末のS+Vが会話・文章の両方でしばしば省略される。特に How wonderful!、How nice! のように、単独の相槌・感想としてもよく使われる。
・入試の整序英作文では、選択肢に S+V が与えられていれば省略せずに書く必要がある点に注意すること。
④ 普通の文から感嘆文への書き換え(大学入試頻出)
・「very + 形容詞」の文は、What 型・How 型のどちらの感嘆文にも書き換えられる。
・What型では形容詞の直後に元の主語(this movie)を名詞として置き、How型では元の文の語順(this movie is)をそのまま感嘆文の中に残す。この2パターンを両方とも正確に書けるようにしておくことが、大学入試の書き換え問題対策として必須である。
3) 感嘆符を使う上での注意点(ライティングでの重要ルール)
大学入試の自由英作文・要約・小論文では、感嘆符の使い方そのものが減点対象になることがあります。以下の注意点は英作文対策として特に重要です。
・academic writing(学術的・小論文的な文章)や大学入試の自由英作文では、感情を直接表す感嘆符の使用は基本的に避けるべきとされる。主張は感嘆符ではなく、論理的な語句や強調構文で表現するのが望ましい。
・感嘆符を1文に複数重ねる(Really!! のような書き方)や、疑問符と組み合わせる(What?!)書き方は非常にくだけた表現であり、フォーマルな英文では用いない。
・引用符とともに用いる場合、アメリカ英語の慣例では感嘆符を引用符の内側に置く。例:He shouted, “Watch out!”
文法まとめ表
What型感嘆文とHow型感嘆文の作り方の違いを整理しました。
| 型 | 語順 | 例文 |
|---|---|---|
|
What型
|
What+(a/an)+形容詞+名詞(+S+V)! ※名詞の前に必ず形容詞を置く |
What a beautiful sunset it is!
なんて美しい夕日なのだろう!
|
|
How型
|
How+形容詞/副詞(+S+V)! ※Howの後ろに名詞は続かない |
How fast he runs!
彼はなんて速く走るのだろう!
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語彙リスト(出現順)
本記事に登場した重要英単語・表現です。タップして音読練習に役立ててください。
| 番号 | 英語 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| 01 |
exclamation mark
|
感嘆符(!) |
| 02 |
exclamation point
|
感嘆符(米語での呼び方) |
| 03 |
interjection
|
間投詞 |
| 04 |
exclamatory sentence
|
感嘆文 |
| 05 |
imperative sentence
|
命令文 |
| 06 |
What a beautiful sunset it is!
|
なんて美しい夕日なのだろう |
| 07 |
How fast he runs!
|
彼はなんて速く走るのだろう |
| 08 |
academic writing
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学術的な文章 |
最後の確認
① 感嘆符(!) は驚き・喜びなどの強い感情や、強調された命令を表す記号で、原則として1文につき1つだけ用いる。
② 感嘆文には What型(What+(a/an)+形容詞+名詞+S+V!) と How型(How+形容詞/副詞+S+V!) の2種類があり、Howの後ろには名詞を置けない点が最大の違いである。
③ フォーマルな学術的文章・入試の自由英作文では、感嘆符の多用は避けるべきである。

