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0017 感嘆文

英文法 総合解説
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「感嘆文」を完全攻略

大学入試で必須となる What型・How型の使い分けと書き換えを徹底解説

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まず全体のルールと全体像

感嘆文(exclamatory sentence)とは、驚き・喜び・感動・悲しみといった強い感情を表す文のことです。文末には多くの場合「!」(感嘆符)が置かれます。感嘆文には大きく分けてWhatから始まる形とHowから始まる形の2種類があり、疑問文と語順が異なる点が入試での最重要ポイントです。

What型感嘆文
What (a/an) + 形容詞 + 名詞 (+ S + V)!
名詞を中心に驚きを表す
How型感嘆文
How + 形容詞・副詞 (+ S + V)!
性質・程度を中心に驚きを表す
語順の鉄則
倒置しない
疑問文と違い、主語と動詞の順序はそのまま
書き換え頻出
so … (that) / such … (that)
感嘆文はこれらの構文と相互に書き換えられる

1) What型感嘆文

What型感嘆文は、Whatの直後に名詞(と、それを修飾する形容詞)を置き、その名詞に対する驚きや感動を強調する形です。基本の型は次の通りです。

基本の型
What (a/an) + 形容詞 + 名詞 + 主語 + 動詞 !

① 単数可算名詞の場合(a/an が必要)

例文 1
単数可算名詞+What
What a beautiful flower this is!
なんて美しい花なのだろう!
ポイント:
・名詞がflowerのような単数可算名詞のときは、aanを形容詞の直前に置く。
・冠詞の a/an は「形容詞ではなく後ろの名詞」に対応して選ぶ(母音で始まる名詞なら形容詞を挟んでも an になる場合がある点に注意:What an honest boy he is!)。

② 複数名詞・不可算名詞の場合(a/an は不要)

例文 2
複数名詞・不可算名詞+What
What beautiful flowers these are! / What nice weather we have today!
なんて美しい花々だろう!/なんて素晴らしい天気なのだろう!
ポイント:
・名詞がflowersのように複数形、またはweatherのように不可算名詞の場合は、aanは置かない。
・不可算名詞を用いた感嘆文は入試の空所補充・整序問題で頻出(What good news this is! など)。

③ 文末の主語+動詞の省略

例文 3
S+Vの省略(会話体)
What a beautiful flower!
なんて美しい花なんだ!
ポイント:
・会話や口語表現では、文末の「主語+動詞」(例:this is)が省略されることが非常に多い。
・ただし、正式な文法問題や整序問題では「主語+動詞」まで含めた完全な形を要求されることが多いため、フルの形を正確に組み立てられるようにしておく必要がある。

2) How型感嘆文

How型感嘆文は、Howの直後に形容詞または副詞を単独で置き、その性質や様子・程度に対する驚きを強調する形です。What型と違い、名詞を直接伴わない点が最大の違いです。

基本の型
How + 形容詞/副詞 + 主語 + 動詞 !

① 形容詞を強調する場合

例文 4
How+形容詞
How beautiful this flower is!
この花はなんて美しいのだろう!
ポイント:
beautifulという形容詞そのものの性質を強調しており、名詞flowerは主語の一部として文中に残る。
・What型(What a beautiful flower this is!)とほぼ同じ内容を表せるが、強調の焦点が「名詞」か「形容詞」かで異なる。

② 副詞を強調する場合

例文 5
How+副詞
How fast he runs!
彼はなんて速く走るのだろう!
ポイント:
・副詞fastを強調しており、動作の程度・様子に対する驚きを表す。
・What型では表せない(What の直後は名詞が原則のため)ことから、副詞を強調したいときは必ずHow型を使う。

③ How+形容詞+a/an+名詞(やや形式ばった用法)

例文 6
How型の応用パターン
How brave a soldier he is!
彼はなんて勇敢な兵士なのだろう!
ポイント:
・How型でも「形容詞+a/an+単数可算名詞」という形を続けることができる(How brave a soldier)。
・意味・内容はWhat型(What a brave soldier he is!)とほぼ同じであり、大学入試の書き換え問題で頻出のパターンである。

3) 感嘆文の語順:疑問文との違い

感嘆文はWhatHowで始まるため疑問文と形が似ていますが、決定的な違いは「主語と動詞が倒置しない」という点です。この語順の区別は入試の整序英作文で最も狙われるポイントです。

例文 7
疑問文 vs 感嘆文の語順比較
What is this? / What a surprise this is!
これは何ですか?(疑問文)/なんという驚きだろう!(感嘆文)
ポイント:
・疑問文What is this?では be動詞 is が主語 this の前に出て倒置している。
・感嘆文What a surprise this is!では、主語 this の後に動詞 is が続き、倒置しない通常の語順(平叙文と同じ語順)になる。
例文 8
How の疑問文と感嘆文
How tall is he? / How tall he is!
彼の身長はどれくらいですか?(疑問文)/彼はなんて背が高いのだろう!(感嘆文)
ポイント:
・疑問文How tall is he?では be動詞が主語の前に倒置している。
・感嘆文How tall he is!では倒置せず、「主語+動詞」の通常語順のまま文末に「!」が付く。この違いを見分けることが読解・整序問題を解く鍵になる。

4) 書き換え問題:so … that / such … that との相互変換

感嘆文は、so … that構文やsuch … that構文とほぼ同じ内容を表すことができ、大学入試の書き換え(同意文完成)問題で非常によく出題されます。

例文 9
感嘆文の4通りの書き換え
What a fast runner he is! / How fast a runner he is! / He is such a fast runner. / He runs so fast.
彼はなんて速く走る人なのだろう!(4通りとも同じ内容を表す)
ポイント:
What a fast runner he is!:What型感嘆文
How fast a runner he is!:How型感嘆文(形容詞+a/an+名詞)
He is such a fast runner.such (a/an) + 形容詞 + 名詞を用いた平叙文
He runs so fast.so + 形容詞・副詞を用いた平叙文
※ この4パターンの相互変換は頻出であり、名詞を含む場合は such、形容詞・副詞のみの場合は so を使う点を必ず押さえておくこと。

文法まとめ表

What型感嘆文とHow型感嘆文の違いを、構造の観点から比較整理しました。

基本構造 強調するもの
What型
What (a/an) + 形容詞 + 名詞 (+ S + V)! 名詞(人・もの・こと)
What a kind man he is!
How型
How + 形容詞/副詞 (+ S + V)! 性質・程度・様子
How kind he is!

語彙リスト(出現順)

本記事に登場した重要英単語・表現です。タップして音読練習に役立ててください。

番号 英語 日本語訳
01
exclamatory sentence
感嘆文
02
What
なんという〜(名詞を強調)
03
How
なんと〜(形容詞・副詞を強調)
04
inversion
倒置
05
uncountable noun
不可算名詞
06
countable noun
可算名詞
07
such
そんなに〜な(名詞を伴う)
08
so
そんなに〜(形容詞・副詞のみ)

最後の確認

覚えること
感嘆文の最重要ポイントは、次の三つです。

What型は名詞を、How型は形容詞・副詞を強調する。名詞を続けたいときは必ずWhatを使う。

② 感嘆文は疑問文と違い、主語と動詞は倒置しないWhat a surprise this is!のように通常語順のまま)。

③ 感嘆文はsuchso を用いた文と相互に書き換えられる。名詞を含むかどうかで such と so を使い分ける。

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