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0019 間接疑問文

英文法 総合解説
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「間接疑問文」を完全攻略

大学入試で必須となる語順のルール・if/whether・think型の特殊語順を徹底解説

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まず全体のルールと全体像

間接疑問文(Indirect Question)とは、疑問文が単独の文としてではなく、別の文の一部(名詞節)として組み込まれた形のことです。大学入試の文法・整序問題・英作文で頻出であり、最大のポイントは「疑問詞の後ろの語順」です。直接疑問文のように do/does/did を使ったり主語と動詞を倒置したりせず、平叙文と同じ語順(疑問詞+主語+動詞)になる点をまず押さえましょう。

間接疑問文の定義
Indirect Question
疑問文が名詞節として文の一部に組み込まれた形
語順の大原則
疑問詞 + S + V
do/does/didは使わず、倒置もしない平叙文の語順
Yes/No疑問文の場合
if / whether + S + V
疑問詞がない疑問文はif・whetherで名詞節を作る
think型の特殊語順
Where do you think he lives?
think/believe等が伴うと疑問詞が文頭に出る

1) 間接疑問文とは何か

間接疑問文とは、「彼がどこに住んでいるか知っていますか」のように、疑問文の内容を、know・tell・wonder のような動詞の目的語(名詞節)として文の中に組み込んだ形です。この名詞節全体が、文の主語・目的語・補語などの働きをします。

例文 1
直接疑問文と間接疑問文の比較
Where does he live? / I don’t know where he lives.
彼はどこに住んでいますか。/私は彼がどこに住んでいるか知りません。
ポイント:
・直接疑問文 Where does he live? は、疑問詞 Where の後ろで does と主語 he が倒置されている。
・これを I don’t know の目的語として組み込むと、where he lives のように 疑問詞+主語+動詞 という平叙文の語順に戻り、doesは消えて動詞に三単現の -s が付く。
・この where he lives の部分全体が1つの名詞節であり、動詞 know の目的語になっている。

2) 疑問詞のある間接疑問文の作り方

what・who・where・when・why・how など疑問詞を含む疑問文を間接疑問文にする場合、do/does/didを削除し、時制の情報を本動詞に戻して、主語+動詞の順にします。be動詞の疑問文も同様に、倒置をやめて平叙文の語順に戻します。

例文 2
一般動詞の間接疑問文
What does she want? / I wonder what she wants.
彼女は何が欲しいのですか。/彼女が何を欲しがっているのか私は疑問に思う。
ポイント:
・doesが消え、動詞 want に三単現の -s が付いて what she wants となる。
・did が使われている過去の疑問文でも同様の変化が起こる:What did he say?I don’t know what he said.(didが消え、動詞が過去形に戻る)
例文 3
be動詞・助動詞を含む間接疑問文
Where is the library? / Could you tell me where the library is?
図書館はどこですか。/図書館がどこにあるか教えていただけますか。
ポイント:
・be動詞の疑問文 Where is the library? も、倒置していた is と the library を通常の語順に戻し、where the library is とする。
Could you tell me ~? は、道を尋ねるなど丁寧な依頼表現として大学入試の会話文・英作文で頻出。
・can/will/mustなどの助動詞を含む疑問文も同様:What time will the train arrive?I want to know what time the train will arrive.
例文 4
疑問詞が主語になる場合
Who broke the window? / I have no idea who broke the window.
誰が窓を割ったのですか。/誰が窓を割ったのか私には全く見当がつかない。
ポイント:
・疑問詞 Who 自体が主語である疑問文は、直接疑問文の時点ですでに 疑問詞+動詞 という平叙文と同じ語順になっている(doが不要)。
・そのため間接疑問文にしても語順は変化せず、who broke the window のようにそのままの形で組み込める。

3) Yes/No疑問文の間接疑問文(if / whether)

yes/noで答える疑問文(疑問詞を含まない疑問文)を間接疑問文にするときは、疑問詞の代わりに if または whether を用い、その後ろは同じく平叙文の語順(S+V)にします。

例文 5
if / whetherの基本用法
Does he know the truth? / I wonder if he knows the truth.
彼は真実を知っているのですか。/彼が真実を知っているのかどうか私は疑問に思う。
ポイント:
ifwhether はどちらも「〜かどうか」という意味の名詞節を作れる。
I wonder if he knows the truth.I wonder whether he knows the truth. はほぼ同じ意味で使える。
例文 6
whetherだけに許される特別な用法
I don’t know whether to go or stay. / I’m not sure whether he is right or not.
私は行くべきか留まるべきか分からない。/彼が正しいのかどうか私には分からない。
大学入試で問われる if と whether の使い分け:
whether to do:whetherの直後に to不定詞 を続けることができる(whether to go or stay)。ifにはこの用法がない。
whether or not:whetherは直後に or not を続けて whether or not he is right のようにできる。ifを or not の直前に置くことはできない。
・or not を文末に置く場合は、if・whetherのどちらも可能:I’m not sure whether he is right or not. / I’m not sure if he is right or not.
whether節は文の主語や前置詞の目的語になれるが、ifの節はこの用法では使えない:Whether he comes or not doesn’t matter.(○)

4) think型の動詞が伴う場合の特殊な語順

think・believe・suppose・guess・imagine のように「意見・推測」を尋ねる動詞が主節にある場合、疑問詞は間接疑問文の中に留まらず、文全体の先頭に移動します。これは大学入試の整序英作文・正誤問題で非常によく狙われるポイントです。

例文 7
think型の疑問詞前置
Where do you think he lives?
彼はどこに住んでいると思いますか。
ポイント:
Do you think where he lives? という語順は誤りである。
・正しくは、疑問詞 Where を文全体の先頭に置き、Where do you think he lives? のように do you think を疑問詞の直後に挟み込む形にする。
・これは think・believe・suppose・guess・imagine が「はい/いいえ」では答えられない動詞であり、疑問詞が尋ねている内容(どこに住んでいるか)に対する答えを直接引き出す必要があるためである。
例文 8
know型との対比(前置しない動詞)
Do you know where he lives?
彼がどこに住んでいるか知っていますか。
ポイント:
・know・tell・explain・remember・wonder などの動詞は think型には当てはまらず、疑問詞は前置されない。通常通り Do you know where he lives? という語順になる。
・見分け方の基本は、主節の動詞がyes/noで答えられるかどうかである。Do you know ~? は「知っているか、知らないか」で答えられるためこの疑問詞前置は起こらないが、Do you think ~? はyes/noでは実質的に答えにならないため疑問詞が前に出る。

5) 時制の一致

間接疑問文を含む文で、主節(伝達する側の動詞)が過去形の場合、間接疑問文の中の動詞の時制も、通常の時制の一致のルールに従って過去にずれます。

例文 9
時制の一致の適用
He asked me, “Where do you live?” / He asked me where I lived.
彼は私に「どこに住んでいるのですか」と尋ねた。/彼は私にどこに住んでいるのか尋ねた。
ポイント:
・主節の動詞 asked が過去形であるため、間接疑問文の中の動詞も現在形 live から過去形 lived に変化する。
・同様に、What time is it? を過去の文の中で伝える場合は She wondered what time it was. のように is が was になる。
・ただし、伝える内容が現在も変わらない事実・真理である場合は、時制の一致の例外として現在形のまま使われることもある。

文法まとめ表

間接疑問文の3つのパターンを、直接疑問文との語順の違いで整理しました。

パターン 直接疑問文の語順 間接疑問文の語順
疑問詞疑問文
疑問詞+do/does/did(またはbe動詞)+主語+動詞 疑問詞+主語+動詞(do/does/didは消える)
主語が疑問詞の疑問文
疑問詞(=主語)+動詞 変化なし(疑問詞+動詞のまま)
Yes/No疑問文
do/does/did(またはbe動詞)+主語+動詞 if / whether+主語+動詞
think型動詞を伴う疑問詞疑問文
Do you think ~?(疑問詞なし) 疑問詞+do you think+主語+動詞(疑問詞が文頭)

語彙リスト(出現順)

本記事に登場した重要英単語・表現です。タップして音読練習に役立ててください。

番号 英語 日本語訳
01
indirect question
間接疑問文
02
direct question
直接疑問文
03
word order
語順
04
noun clause
名詞節
05
interrogative word
疑問詞
06
whether
〜かどうか
07
wonder
〜だろうかと思う
08
have no idea
全く見当がつかない
09
tense agreement
時制の一致
10
subject question
疑問詞が主語になる疑問文

最後の確認

覚えること
間接疑問文の最重要ポイントは、次の四つです。

① 疑問詞のある疑問文を間接疑問文にするときは、do/does/did を使わず倒置もしない 疑問詞+主語+動詞 の語順にする。

② 疑問詞が主語である疑問文は、間接疑問文にしても語順が変わらない。

③ Yes/No疑問文を間接疑問文にするときは if / whether を使い、その後ろは平叙文の語順にする。

think, believe, suppose などの動詞が伴うときは、疑問詞が文全体の先頭に移動する特殊な語順になる。

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