オブレクト

0002 句(phrase)

音読速度:×1.0

音読回数:

「句(phrase)」とは何かを完全マスター

2語以上のまとまりで「主語+動詞(S+V)」を含まない文法単位の定義と働き

赤・紫の英語をタップすると音声が再生されます

まず全体のルール

英文法でいう「句(phrase)」とは、2語以上の単語が合体して1つの品詞(名詞・形容詞・副詞など)のような働きをする大きなまとまりのことです。最大のポイントは、そのまとまりの中に「主語+動詞(S+V)」の関係が含まれないことです。

ルール1:2語以上のまとまり
a red apple
複数の語が集まって1つの意味のカタマリを作る
ルール2:S+Vを含まない
in the morning
主語や動詞(S+V)の組み合わせは入っていない
ルール3:全体で特定の役割を持つ
to study English
文の中で「名詞」「形容詞」「副詞」などの働きをする
ルール4:前置詞+名詞も「句」
on the table
前置詞から始まる2語以上のまとまりも代表的な「句」

1) 句(phrase)の定義と基本【1】

英文法において「句」と呼ぶための必須条件は「2語以上であること」と「S+V(主語+動詞)の構造を持たないこと」の2つです。単体ではただの単語の並びですが、文の中に入ると1つの役割を果たします。

例文 1
例文と和訳
I like playing soccer with my friends.
私は友達と一緒にサッカーをすることが好きです。
なぜこれが「句」? playing soccer は「サッカーをすること」という意味を作る2語のまとまり(動名詞の句)です。この中に「誰がどうする」という S+V の関係はありません。
別解・パラフレーズ(ネイティブならこうも言う)
I enjoy playing soccer with my friends.
私は友達とサッカーをして楽しんでいます。

2) 働きによる句の種類(名詞句・形容詞句・副詞句)【2】

句は文の中でどのような役割をするかによって、大きく「名詞句」「形容詞句」「副詞句」などに分類されます。

例文 2
名詞句の例
To read books is important.
本を読むことは大切です。
どんな働き? To read books(本を読むこと)という3語のまとまり全体が、文の主語(名詞の役割)になっています。これが「名詞句」です。
別解・パラフレーズ(ネイティブならこうも言う)
Reading books is important.
本を読むことは大切です。(動名詞を使った表現)
例文 3
形容詞句の例
The girl under the tree is my sister.
木の下にいる少女は私の妹です。
どんな働き? under the tree(木の下の)という3語のまとまりが、直前の名詞 The girl を後ろから修飾(説明)しています。名詞を詳しく説明する役割なので「形容詞句」になります。
例文 4
副詞句の例
He got up early in the morning.
彼は朝早くに起き起き上がりました。
どんな働き? in the morning(朝に)という3語のまとまりが、動詞の got up(起きた)という動作の時を説明しています。動詞を修飾する役割なので「副詞句」になります。

文法まとめ表

「句(phrase)」の性質と分類の一覧表です。

用語 機能・特徴
noun phrase
名詞句
to play tennis
テニスをすること
2語以上で名詞と同じ働きをし、文の主語・目的語・補語になる。
adjective phrase
形容詞句
on the wall
壁にある~
2語以上で名詞を修飾し、状態や場所などを付け加える。
adverb phrase
副詞句
after school
放課後に
2語以上で動詞・形容詞・文全体などを修飾し、時や場所・理由などを表す。

語彙リスト(出てきた順番)

本文データに出てきた単語・重要表現を、出現順でまとめました。英語をタップすると音読されます。

番号 英語 日本語訳
01
phrase
02
apple
りんご
03
morning
04
table
テーブル、机
05
soccer
サッカー
06
friend
友達
07
important
重要な、大切な
08
tree
09
sister
姉、妹
10
early
早く

最後の確認

覚えること
英文法でいう phrase(句) とは、「2語以上の単語のまとまり」でありながら「S+V(主語+動詞)を含まないもの」です。文の中で名詞・形容詞・副詞などの大きな1つのパーツとして機能します。この「S+Vを含まない2語以上のまとまり」という基本定義を押さえておきましょう。

▲ トップに戻る