大阪医科薬科大学 2026年度 英語
和文英訳 全文を1文ずつ解説次の日本文を英語に訳しなさい。
| 英語表現(タップで発音) | 日本語訳・品詞・注意点 |
|---|---|
| in the past | かつて、昔は(副詞句) |
| goal | 目的、目標(名詞) |
| Zen training | 禅の修行(trainingは不可算名詞) |
| become one with ~ | 〜と一体になる、一つになる |
| nature | 自然(無冠詞で「自然界全体」を表す) |
| grandeur | 壮大さ、雄大さ(名詞) |
| aim at ~ing | 〜することを目指す(atは前置詞) |
| unity | 一体性、統一(名詞) |
● 文の骨格: S = the goal of Zen training、V = was、C = to become one with nature。「修行は〜を目指すものであった」を、「修行の目的は〜することであった」に読み替えると、to不定詞の名詞的用法を補語に置く、安全な文型になります。
● aim の語法: aim at ~ing の at は前置詞なので、後ろは動名詞です。aim to do も可能ですが、aim at do のように原形を置くと誤りです。別解は、受動態にして、be aimed at ~ing(〜を目的としている)と表したものです。
● nature の冠詞: 「自然(界)」を表す nature は、無冠詞で単数扱いです。the nature とすると「(物の)本質、性質」の意味になってしまうため、減点されやすい点です。
● 減点されやすいミス: ①training に a や複数の s を付ける、②become one with を become one to とする前置詞のミス、③時制を現在形にしてしまう(「かつて」=過去)、の3点です。
| 英語表現(タップで発音) | 日本語訳・品詞・注意点 |
|---|---|
| for this reason | こういう理由で、そのため |
| create | 〜を造る、創造する(他動詞) |
| condense | 〜を凝縮する、濃縮する(他動詞) |
| essence | エッセンス、本質(名詞) |
| be regarded as ~ | 〜とみなされる |
| a form of ~ | 〜の一形態、〜の一種 |
| recognize A as B | AをBとして認識する |
| practice | 修行、実践(宗教的な意味で) |
● 文の骨格: S = creating a garden by condensing the essence of nature(動名詞句)、V = was regarded、C = as a form of Zen training。動名詞が主語になる場合は単数扱いなので、動詞は was です。
● by ~ing の使い方: by condensing の by は「〜することによって」と手段を表します。「凝縮して」を分詞構文(condensing ~)で書くと、主語との関係が曖昧になるため、by ~ing のほうが誤解を生みません。
● regard の語法: regard A as B を受動態にすると A is regarded as B です。as を落として was regarded a form とする誤りが多いので、注意します。consider A (to be) B は as が不要ですが、regard には必要です。
● 減点されやすいミス: ①essence の綴り(essense など)、②one of the practice のように、one of の後ろを単数形にする、③「そのため」を Because で始めて、文が完結しない、の3点です。
| 英語表現(タップで発音) | 日本語訳・品詞・注意点 |
|---|---|
| characteristic | 特徴、特性(名詞) |
| influenced by ~ | 〜に影響を受けた(過去分詞の後置修飾) |
| Zen thought | 禅の考え方、禅思想 |
| skillful | 巧みな、熟練した(形容詞) |
| representation | 表現、描写(名詞) |
| scenery | 景観、風景(不可算名詞) |
| such as ~ | 〜のような |
| the image of ~ | 〜のイメージ |
| express | 〜を表現する(他動詞) |
● 文の骨格: S = One characteristic of gardens influenced by Zen thought、V = is、C = the skillful representation of natural scenery。influenced by Zen thought は gardens を修飾する過去分詞句で、関係代名詞を使うなら gardens that are influenced by ~ です。
● 名詞化で文を短くする: 「自然の景観を巧みに表現すること」を the skillful representation of ~ と名詞化すると、補語が短く収まります。別解のように is that they skillfully express ~ と節で書く方法もありますが、they が何を指すかを明確にする必要があります。
● such as の位置と後ろの形: such as の後ろは、名詞か動名詞です。such as to create のように to不定詞にすると誤りです。また、scenery は不可算名詞なので、sceneries や a scenery は不可です。
● 減点されやすいミス: ①One characteristic of gardens の One が主語なので、動詞は is であり、are としてしまう、②skillful を副詞形の skillfully で名詞を修飾してしまう、③sand の前に the や a を付ける、の3点です。
次の日本文を英語に訳しなさい。
| 英語表現(タップで発音) | 日本語訳・品詞・注意点 |
|---|---|
| traditional | 伝統的な(形容詞) |
| vegetarian | 菜食(主義)の(形容詞) |
| cuisine | 料理、料理法(名詞、特定の国や地域の料理体系) |
| contain | 〜を含む(他動詞) |
| neither A nor B | AもBも〜ない |
| meat | 肉(不可算名詞) |
| include | 〜を含む(他動詞) |
| dish | 料理(可算名詞。「皿」の意味もある) |
● 文の骨格: S = Shojin Ryori、V = is、C = a traditional Japanese vegetarian cuisine。that contains neither meat nor fish は主格の関係代名詞節で、先行詞 cuisine を修飾します。
● 形容詞の語順: 名詞の前に複数の形容詞が並ぶ場合、評価・性質(traditional)→ 国籍(Japanese)→ 種類(vegetarian)の順が基本です。Japanese traditional とすると不自然になります。
● neither A nor B と動詞の形: neither meat nor fish は目的語の並列なので、動詞 contains への影響はありません。一方、主語に使うと動詞は後者(B)に合わせます。no meat or fish(別解)でも否定は正しく表せます。
● 減点されやすいミス: ①meat に冠詞や複数形を付ける、②neither を使いながら、or でつなぐ(neither meat or fish)、③関係代名詞節の動詞の三単現の s の脱落、の3点です。
| 英語表現(タップで発音) | 日本語訳・品詞・注意点 |
|---|---|
| custom | 習慣、慣習(名詞) |
| be made from ~ | 〜から作られる(原料) |
| bean | 豆(可算名詞) |
| grain | 穀物(ここでは複数形で種類を表す) |
| be based on ~ | 〜に基づいている |
| the idea of ~ing | 〜するという考え(同格のof) |
| kill | 〜を殺す(他動詞) |
| spread among ~ | 〜の間に広まる(spreadは不規則動詞) |
| follow | 〜に従う(他動詞) |
● 文の骨格: S = The custom of eating dishes ...、V₁ = is based on、V₂ = spread(and it spread)。2つ目の節は主語を it として、独立した節にしています。時制は、「習慣の根拠」は現在形、「広まった」は過去形です。
● 同格の of: the idea of not killing animals の of は、idea の内容を説明する同格の用法です。動名詞の否定は、not を動名詞の直前に置いて、not killing とします。killing not は誤りです。
● spread の活用: spread - spread - spread と変化するので、過去形が現在形と同じ形です。三単現の s が付かない点から、文脈で時制を判断します。
● 減点されやすいミス: ①vegetables, beans and grains の並列で、冠詞や単複を揃えない、②kill not のような否定の位置、③followed の目的語(that idea)を落とす、の3点です。
| 英語表現(タップで発音) | 日本語訳・品詞・注意点 |
|---|---|
| the word “Shojin” | 「精進」ということば |
| mean | 〜という意味である(他動詞) |
| train | 〜を鍛える(他動詞) |
| mind and body | 心身(慣用的な語順) |
| such dishes | このような料理 |
| be believed to be ~ | 〜だと信じられている |
| a form of ~ | 〜の一形態 |
| mental training | 精神的な訓練、精神面の鍛錬 |
| discipline | 〜を鍛錬する(他動詞) |
● 文の骨格: 前半は S = The word “Shojin”、V = means、O = to train the mind and body。後半は S = eating such dishes、V = is believed、C = to be a form of mental training。
● 「考えられている」の処理: S is believed to be ~ は、It is believed that S is ~ の言い換えです。主語が動名詞句の場合は、to不定詞を使う形のほうが、文が長くならず、安定します。
● mind and body の語順と冠詞: 「心身」は mind and body が慣用的な語順です。the mind and body のように冠詞を付けても誤りではありません。一方、body and mind も使われます。
● 減点されやすいミス: ①mean to train を mean training とすると意味が異なる(mean ~ing は「〜を伴う」)、②such dishes を such a dishes とする、③believe を能動態のまま使う、の3点です。
- 「〜を目指す」は名詞化せず動詞で処理する: 「禅の修行は一体化を目指すものであった」は、the goal of Zen training was to become one with ~ や Zen training aimed at ~ing のように、aim / goal を使えば、語数も少なく、文法的にも安全です。
- 「〜することは…として認識されていた」は動名詞主語+受動態: 「庭園を造ること」を creating a garden という動名詞句にまとめ、was regarded as ~ で受けると、日本語の骨格がそのまま英語に移ります。
- 「〜といったような」は such as で、具体例を後置する: 「砂で波のイメージを造る」は、主語の補足であるため、such as ~ing を文末に置いて、本体の文を短く保ちます。
- 固有名詞と「ことば」は、英語の語順で組み立てる: 「精進料理(Shojin Ryori)」のように英語表記が示されているものは、そのまま使います。「〜ということば」は the word “Shojin” とします。
- 「〜に基づいている」「〜の間に広まった」は定番の動詞句: be based on ~、spread among ~ のように、動詞と前置詞のセットで覚えておくと、すぐに英語になります。
- 「〜と考えられている」は受動態+that節、またはit形式: is believed to ~ や It is thought that ~ のように処理すれば、主語が不明な日本語の「考えられている」を、自然な英語にできます。
模範解答(クリックで通し音読):
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