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《京都大学2011[2]》as we see itの意味|音読付

【11】接続詞・節






《京都大学2011[2]》as we see it の意味と使い方|英語表現解説


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《京都大学2011[2]》as we see it の意味と使い方

「私たちの見るところでは」「私たちが考えるには」― 話者の見解を添える挿入表現

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まず意味を押さえよう

as we see it は、主節の中にコンマで挟んで挿入され、「私たちの見るところでは」「私たちの見る限りでは」「私たちが思うに」という意味を表す定型的な挿入節です。客観的な事実そのものではなく、「あくまで私たちが判断・解釈する範囲ではこうだ」という話者のスタンスを補足します。

京大2011年[2]の出題文
The problem, as we see it, is that the practical side of physics is almost always put forward at the expense of the interesting side.
私たちの見るところでは問題は、物理学の実用的な側面が、その面白い側面を犠牲にしてほぼ常に前面に押し出されているということである。
基本の短い例文
This is, as we see it, the best solution available.
これは、私たちの見るところでは、利用できる最善の解決策です。
誤読を防ぐ重要ポイント
接続詞 as を機械的に「〜の時」と捉えて、「私たちがそれを見る時に」と直訳してしまうのは典型的な誤りです。
ここでの see は「目で物理的に見る」のではなく「(事態や問題を)理解する・捉える」という意味で使われています。また代名詞 it は直面している状況全体を指しており、文全体に対する話者のコメント(注釈)として機能しています。

1. 京大2011年[2]の文構造を読み解く

主語と動詞の間に挿入された構造を分解し、文の骨格を正確につかみましょう。

京大本番文
文構造の把握
The problem, as we see it, is that the practical side of physics is almost always put forward at the expense of the interesting side.
私たちの見るところでは問題は、物理学の実用的な側面が、その面白い側面を犠牲にしてほぼ常に前面に押し出されているということである。
構文の分解と解説:
1. The problem … is that ~(文の骨格)
文の主語は The problem、動詞は is で、後ろの that 節全体が補語(C)になっています。骨格だけを抜き出すと「問題は〜ということである」という平易な第2文型(SVC)です。

2. , as we see it,(挿入節)
主語と動詞の間にコンマで挟み込まれています。「私たちが捉えている範囲では」「私たちの見解としては」という意味を添えています。

3. put forward at the expense of the interesting side
that 節の中の述語部分です。put forward(〜を前面に出す・主張する)が受動態になっており、さらに熟語 at the expense of(〜を犠牲にして)が続いています。

2. 例文で使い方を覚えよう

文頭や文末、一人称単数(as I see it)など、よく使われるパターンを音読して体得しましょう。

例文 1
文頭での使用(as I see it)
As I see it, we have two choices left.
私の見るところでは、私たちには2つの選択肢が残されています。
表現のポイント:日常会話やビジネスでは一人称単数の as I see it(私の見るところでは・私が思うに)が非常に頻出します。文頭に置くことで、自分の主観的な意見であることを前置きできます。
類似表現
In my opinion, we have two choices left.
私の意見では、私たちには2つの選択肢が残されています。
例文 2
文末での使用
There is no real difference between them, as we see it.
私たちの見るところでは、両者の間に実質的な違いはありません。
表現のポイント:文末にコンマを伴って置くパターンです。主張を言い切ったあとに「あくまで私たちの見解ですが」とニュアンスをやわらげる働きをします。
例文 3
判断の基準を示す
The main obstacle, as we see it, is the lack of proper funding.
私たちの見るところでは最大の障害は、十分な資金の不足です。
表現のポイント:京大の出題と同様に、主語(The main obstacle)の直後に挿入されている典型的な形です。

3. 類似表現との違い

「私の考えでは」「見たところ」を表す代表的なフレーズとニュアンスの違いを整理しましょう。

英語表現 意味・ニュアンス
as we see it
私たちの見るところでは
事態全体を観察・考察したうえでの判断であることを示す。挿入節としてスマートに使える。
as far as we can see
私たちが見る限りでは
「私たちが知りうる情報の範囲では」と、判断の限界・範囲を意識させる響きがやや強い。
in our opinion
私たちの意見では
最も直接的に「私たちの考え」を表明する定番表現。学術論文や討論でも広く用いられる。
from our perspective
私たちの視点・立場からすれば
自分たちの置かれた立場や見地に基づいていることを明確にする、改まったフォーマル表現。

語彙・表現リスト

この記事に登場した重要フレーズです。タップして発音を確認しましょう。

番号 英語 日本語
01
as we see it
私たちの見るところでは
02
as I see it
私の見るところでは
03
practical
実用的な、実践的な
04
physics
物理学
05
put forward
〜を前面に出す、提案する
06
at the expense of
〜を犠牲にして
07
obstacle
障害、邪魔
08
funding
資金提供、財源
09
perspective
視点、見方
10
available
利用できる、手に入る

最後の確認

まとめ
as we see it は「私たちの見るところでは」という意味を表す挿入節です。入試長文や英文読解でコンマに挟まれて登場したときは、一旦カッコでくくって文の主語と動詞を見失わないようにするのが読解のコツです。「時」を表す節と勘違いせず、「話者の見解コメント」として正しく訳出できるようにしておきましょう。

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