文法・語法解説
be to V の使い方
5 USAGES — BE TO V📐 be to V の用法一覧(5種)
用法 1
義務:〜しなければならない
S + is/am/are/was/were to V … — must / have to に近い意味。公的・権威的な文脈に多い
用法 2
予定:〜することになっている
S + is/am/are/was/were to V … — 公式な予定・スケジュールを表す。be scheduled to に近い
用法 3
運命:〜する運命だった
S + was/were (not) to V … — 過去形で用い「(結果として)〜する運命だった」を表す
用法 4
可能:〜できる(通例否定・受動態)
S + is/am/are/was/were to be Vpp … — be to be done の形で「〜されうる」。否定で「〜できなかった」
用法 5
意図(if節内):〜するつもりなら
If S + is/am/are/was/were to V … — if節内でのみ使われる。「〜するつもりなら、〜するつもりであれば」
1
義務 / 〜しなければならない
You are to finish this by noon.
君は正午までにこれを終えなければならない。
ポイント:be to V の義務用法は must や have to に近いが、命令・規則・権威ある指示のニュアンスが強い。親・上司・公的機関などが使う文脈に自然。
語形:S + am / is / are + to V(現在の義務)/ S + was / were + to V(過去の義務)
言い換え:You must finish this by noon. / You have to finish this by noon.
語形:S + am / is / are + to V(現在の義務)/ S + was / were + to V(過去の義務)
言い換え:You must finish this by noon. / You have to finish this by noon.
2
予定 / 〜することになっている
The president is to visit the city tomorrow.
大統領は明日その都市を訪問することになっている。
ポイント:あらかじめ決まっている公式の予定・スケジュールを表す。ニュース・公式文書でよく使われる格式ばった表現。be scheduled to や be going to よりもフォーマル。
語形:S + is / are + to V(近未来の予定)
言い換え:The president is scheduled to visit the city tomorrow.
語形:S + is / are + to V(近未来の予定)
言い換え:The president is scheduled to visit the city tomorrow.
3
運命 / 〜する運命だった
They never met again. They were not to see each other anymore.
彼らは二度と会わなかった。もう会うことのない運命だった。
ポイント:過去形(was / were to V)で「(後から振り返ると)〜する運命だった」を表す。結果がすでに判明している文脈で使われ、「それが最後だった」「もう〜することはなかった」というニュアンスを持つ。
語形:S + was / were (not) + to V(過去形で運命を表す)
補足:肯定形(was to V)は「〜する運命だった(結果的にそうなった)」、否定形(was not to V)は「〜することのない運命だった(二度と〜しなかった)」。
語形:S + was / were (not) + to V(過去形で運命を表す)
補足:肯定形(was to V)は「〜する運命だった(結果的にそうなった)」、否定形(was not to V)は「〜することのない運命だった(二度と〜しなかった)」。
4
可能 / 〜できる(通例否定・受動態)
Not a sound was to be heard in the hall.
ホールでは音一つ聞くことができなかった。
ポイント:be to be Vpp(受動態)の形で「〜されうる」を表す。否定文・疑問文での使用が圧倒的に多く、「(どこを探しても)〜できない」という強い不可能・不在のニュアンスを持つ。
語形:S + was/were (not) + to be + 過去分詞
よく使われる形:not … to be found(見つからない)、not … to be seen(見えない)、not … to be heard(聞こえない)など。
語形:S + was/were (not) + to be + 過去分詞
よく使われる形:not … to be found(見つからない)、not … to be seen(見えない)、not … to be heard(聞こえない)など。
5
意図(if節内) / 〜するつもりなら
If you are to pass the exam, you must study harder.
試験に合格するつもりなら、もっと勉強しなければならない。
ポイント:if節内でのみ使われる特殊用法。「もし〜するつもり(意図)があるなら」という意味で、主節には must・should・have to などの義務表現が来るのが典型パターン。
語形:If S + is/are + to V …, S + must / should / have to V …
言い換え:If you intend to pass the exam, … / If you want to pass the exam, …
注意:この用法は if 節の外(主節)には使えない。
語形:If S + is/are + to V …, S + must / should / have to V …
言い換え:If you intend to pass the exam, … / If you want to pass the exam, …
注意:この用法は if 節の外(主節)には使えない。
語句・表現リスト — be to V 関連語彙
■ be to V の各用法まとめ
- You are to be here by eight.義務 8時までにここに来なければならない must / have to と同義だが命令・規則のニュアンスが強い
- The talks are to begin next Monday.予定 会談は来週月曜日に始まることになっている フォーマルな予定・スケジュール。ニュース英語に多い
- He was never to return home.運命 彼は二度と帰郷することのない運命だった 過去形 + never で「ついに〜することのなかった運命」を強調
- No solution was to be found.可能(否定) 解決策はどこにも見つからなかった be to be Vpp の否定形。「どこを探しても〜できなかった」
- If we are to succeed, we must act now.意図(if節) 成功するつもりなら、今行動しなければならない if節内の be to V。主節に must / should が続くパターン
■ 例文中の重要語句
- by noon副詞句 正午までに by は期限を表す前置詞。by noon / by 5 p.m. / by Friday のように使う
- never to return表現 二度と戻ることなく was never to return の形で「ついに戻らなかった」という運命を詩的に表現する
- was to be heard表現 聞こえる(可能性があった) be to be Vpp の形。be to + be + 過去分詞(受動の不定詞)で「〜されうる」を表す
- study harder表現 もっと一生懸命勉強する harder は hard の比較級。work harder / try harder と同じパターン
■ be to V と紛らわしい表現
- be going to助動詞句 〜するつもりだ/〜するだろう be to V(予定)より口語的。個人的な意図・近未来の予測に使う
- be about to助動詞句 今にも〜しようとしている be to V(予定)より直前のニュアンス。「まさに〜しようとしている」
- be supposed to助動詞句 〜することになっている/〜するはずだ be to V(義務・予定)に近いが、「規則・期待・取り決め」のニュアンスが強い
- be destined to助動詞句 〜する運命にある be to V(運命)の言い換え。よりドラマティックな表現
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