音読回数:
海外からの観光客に和食が人気だという話になったときに、文化が違うのだから味がわかるのか疑問だと言った人がいたが、はたしてそうだろうか。 。さらに言うならば、日本人であっても育った環境はさまざまなので、日本人ならわかるということでもない。
※下線部には前後の文脈をつなぐ論理的な文章を自分で補う必要があります。ここでは、「美味しさを理解するのに文化の壁は関係ない(あるいは人間には共通の味覚がある)」といった内容を補って構成します。
(下線部補足訳:人間は基本的な味覚を共有しているのだから、美味しい料理は文化に関係なく誰にでも楽しめるはずだ。)
(下線部補足訳:良い食べ物は誰にとっても良いものであり、どこの国の人でも美味しい料理を楽しむことができる。)
① 「味がわかるのか疑問だ」の表現
「味がわかる」はただ味を識別するだけでなく「良さを理解する・堪能する」という意味なので、appreciate its taste が最適です。平易に understand the taste や enjoy the taste としても十分に伝わります。
② 下線部の発想
直前で「はたしてそうだろうか(反論)」、直後で「さらに言うならば、日本人ならわかるというわけでもない(日本人内部での多様性)」と続くため、下線部には「外国人が和食の味を理解できる理由」や「美味しいものに国境はない」という一般論を置くのが極めて自然です。
③ 「日本人ならわかるということでもない」の否定表現
「〜ということでもない」は部分否定の構文 it does not necessarily mean that …(必ずしも〜を意味するわけではない)を使うとスマートに表現できます。
(1) TEACHERの「Glendonの論文を読んでね。ウェブサイトにあるよ」に対して、STUDENTが質問し、TEACHERがスペル(G-l-e-n-d-o-n)を答えている箇所。
(2) STUDENTが形式の詳細がわからないと言い、TEACHERが「Okay.最初の詳細は〜」と説明を始める直前の箇所。
(3) TEACHERの「英語や日本語でのレポート執筆経験について教えて」という問いかけに対するSTUDENTの返答。
(4) TEACHERが「2週間後に期末試験があるから勉強してね」と言い、STUDENTの質問に対して「それは良い質問だ。教科書の1章から4章を勉強するといいよ」と答えている箇所。
(1)の着眼点: 先生が直後に “Glendon? It’s G-l-e-n-d-o-n.” とわざわざ一文字ずつ綴りを教えているため、「名前のスペルを尋ねる表現」を入れます。
(2)の着眼点: 生徒が直前で「フォーマットの詳細がよくわからない」と言い、先生が直後で “The first detail is…” と具体的な指示を列挙し始めているため、「詳細を教えてくれませんか?」という依頼表現が適切です。
(3)の着眼点: 先生から「レポートやエッセイを書いた経験(英語・日本語など問わず)」を聞かれているため、これに直接答えます。「日本語ではあるが英語ではない」など、対比を使うと文量(4行の指定)も十分に満たせます。
(4)の着眼点: 先生が “That’s a good question. My advice is to study chapters 1 to 4…” (それは良い質問だ。アドバイスとしては1〜4章を…)と答えているので、「試験に向けて具体的にどこを勉強すればよいか、どのような出題か」を尋ねる質問文を作成します。
※赤字の例文をクリックすると音読されます。
| 単語・熟語 | 意味 | 使い方・例文 |
|---|---|---|
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appreciate 動詞 |
〜の良さがわかる、真価を認める |
It takes effort to appreciate traditional art. 伝統芸術のありがたみ(良さ)が分かるには労力を要する。 |
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regardless of ~ 熟語 |
〜に関わらず、〜を問わず |
Anyone can enjoy this food, regardless of their cultural background. 文化的な背景に関わらず、誰でもこの食べ物を楽しむことができる。 |
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half-baked 形容詞 |
中途半端な、生かじりの |
Sharing half-baked ideas with the world can cause trouble. 生かじりの考えを世間に発信することは問題を引き起こしかねない。 |
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let one’s guard down 熟語 |
油断する、警戒を解く |
Even experts should not let their guard down when writing papers. 専門家であっても論文を書くときに油断は禁物だ。 |
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mere 形容詞 |
単なる、ただの |
We are mere amateurs outside our own fields. 私たちは専門外では単なる素人にすぎない。 |
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precisely because 表現 |
まさに〜だからこそ |
Sound knowledge is important precisely because information is everywhere. 情報が溢れている世の中だからこそ、確かな知識が重要なのだ。 |
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sound knowledge 名詞句 |
確かな知識、正しい見識 |
It is essential to acquire sound knowledge today. 現代において確かな知識を身に付けることは極めて重要だ。 |
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specific 形容詞 |
具体的な、特定の |
Please give me more specific instructions about the format. 形式についてもっと具体的な指示をください。 |
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motivate 動詞 |
~にやる気を出させる、刺激する |
Good goals can motivate students to learn. 適切な目標は生徒の学習意欲を高める(やる気を出させる)。 |
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